『今あなたが欲しいと思う物、その価値について考えた事はありますか?』





陶片を花器に見立てたり、割れた壺に景色を見出したり、

日本人は”独自の美”を見つけようとする”眼”を、

元々持っているような気がします。しかし昨今、ネットやスマホ、

その他技術が発達するにつれて、外側の世界が強烈に印象強くなり、

内なる世界への探求は薄れていったように思います。

「今手にした物、今欲しいと思っている物、それは本当に心が欲するものでしょうか?」

はたまた外側からの情報で「欲しそう」な気になっているだけでしょうか?

物も情報も溢れかえった現代に、自分が手にする物の”欲”はどこから来るのか?

そして、物を手にする時の価値は一体誰が決めるのか?今一度考え直してみてはいかがでしょうか。





2020年2月19日、3周年を迎える当店に合わせ、チニアシツケルのコンセプトである

「常識や概念を取り払い、自分の内側の審美で物を見極める」をテーマにした展示を行います。





Beautiful Miss -美しき失敗たち。-




作家達が、惜しくも世に出せなかった”失敗品”を集め、

来場者の皆さまに品物の金額は自分で決める形式の企画展示を行います。

本展で言う”失敗品”とは、陶芸家を例に挙げますと、

釉薬の発色も、フォルムも良くできて、最後の窯焚きで割れやヒビがしょうじたモノなど。

「こんな色・形、なかなか出せないのに」と言うような意図せず生まれた


“物”として存在感のある”心惹かれるもの”


それを皆さまの審美に委ね、どのようなお見立てで、いくらの価値をつけるのか。

物に思いを馳せ、物の価値を見直して頂く体験型の展示販売会となります。






“意図しない偶然性、作為のない力強さ”




「年齢・経験・ジャンルさまざまな15名の作家達の、工房や自宅で眠っていた、

本来見ることの出来ない、もう出会うことの出来ない作品をお楽しみ下さい。」

チニアシツケル店主 菊地









Dressing up flowers with ceramics as a flower vase, discovering landscape from the broken pot, Japanese authentic art is highly connected with insight, relatively.
In that fact, innovation of the internet, smartphone, and other devises more focus on outside of the world, which makes discovery of the insight gradually fade away. Take your time to feel the products and ask yourself: what your impulsive feeling looks for? Or information controls what you want?
In this materialized age with overflowing objects and information, where the instinct for your interest comes from? Who defines the value of anything you have in your hand?

February 19 th, 2020, We are happy to announce our 3rd year anniversary exhibition under our philosophy: “Focus on your insight :Rupture existing common sense and definitions” CHINIASHITSUKERU.

“Unexpected chance, circumstantial powerfulness”

We are waiting for customers with the collections of “loss” from the artists. Price range has not decided, please put your own price tag with your insight.
The”loss collection” in this exhibition, for example; the coloring and forms are successfully done but cannot be out because of a crack happened at the last moment of the process.
The collections are full of the encounter without the intention; “This coloring and forms blow my mind!”
Please come find your ONE. Experience “somehow they drag me into the new world and not let me go.” and put your own price tag as an owner of your special ONE.

15 artists, whose backgrounds are various, will present their products that has been shelved, waiting for the lightened up in their studio and at home.
Please have a fruitful time and your precious experience.







-参加条件-

●入場料/500円●販売/各作家にて最低購入金額を設けております。お客さまの希望額が、最低購入金額を超えない場合は、ご購入頂けません。同一商品につき2回まで”値つけ”頂けます。●受け渡し/一部作品を除き展示期間終了後の受け渡しとなります。発送をご希望の方は送料が掛かります。●その他/本展示は安くご購入頂けると言う意味合いのイベントではございません。それと同時に、他者と競り合うようなオークションでもありません。ご自身の価値観のみを物差しに、物との出会いを自由にお楽しみくださいませ。







-お願い及び注意事項-

●物とその価値と向き合って頂くイベントの為、ご来店の際はお一人、もしくはお二人まででお越しくださいませ。三人以上の人数でのご来店はご遠慮ください。●期間中、ギャラリーの黒い扉は閉めております。●入場料は南棟のアトリエ兼事務所にてお支払いください。










-SHOP&GALLERY-


3周年記念企画『物の価値を見直す』


Beautiful Miss -美しき失敗たち。-



入場:¥500

期間:2020年2月1日(土)-2月9日(日)※火曜定休

時間:13:00-19:30(最終日18:00まで)

場所:shop&gallery チニアシツケル/chiniasitsukeru

京都市左京区新麸屋町通仁王門下る大菊町134−6(シティハウス三条横路地奥)

mail:info@chiniasitsukeru.com


www.chiniasitsukeru.com

information.chiniasitsukeru.com







-参加作家-

水谷智美/大橋睦/フルカワゲンゴ/田中太郎/安井ちさと/熊谷峻/宮城正幸/山田珠子/森本仁/山下寛兼/shikafuco/tsukumo/明主航/山田由起子/坂本森海/(順不同)









01


01.水谷智美/Tomomi Mizutani

『熱量と素材のバランスにより、使用に耐える強度も低く、水も溜められない。
その反面、大地のような表情と、危うくも魅力的な世界観を纏う姿に心惹かれる。』

水谷智美/Tomomi Mizutani






02

02.大橋睦/Mutsumi Ohashi

『焼き過ぎてしまったため一線を越え、器から岩石へと戻ろうとしている土。その剽げた面白さ。』

大橋睦/Mutsumi Ohashi






03

03.フルカワゲンゴ/Gengo Furukawa

『傾け過ぎると、蓋の隙間から水が漏れてしまうが、心惚れる”カタチ”』

フルカワゲンゴ/Gengo Furukawa






04

04.田中太郎/Taro Tanaka

『大きな壺の欠片の中に様々な緋色が広がっている。』

田中太郎/Taro Tanaka






05

05.安井ちさと/Chisato Yasui

『化粧が剥がれてしまう表面、そこにデッサンをしてみると地球に見えてきた。
失敗から一転して生命力を感じる別のものに。』

安井ちさと/Chisato Yasui






06

06.熊谷峻/Shun Kumagai

『ガラスと異素材を鋳込むという、素材に対して無理をさせる手法の為、割れや欠けが生じる。
それを最近覚えた金継ぎによって修復し、表情を新たにしました。』

熊谷峻/Shun Kumagai






07

07.宮城正幸/Masayuki Miyagi

『灰被りの複雑な表情と切れによって観える、好い景色。』

宮城正幸/Masayuki Miyagi






08

『土中に埋めて腐食させた布を立体にする際の試行錯誤で生まれた。
湿気で形が崩れてしまうが、そこが愛らしい。』

山田珠子/Tamako Yamada






09

『想像以上に美しいマグマのような窯変。
その炎の激しさを物語る稲妻のような切れと面白い景色。』

森本仁/Hitoshi Morimoto






10

『形・色ともに好いのですが、釉薬のかかりが悪くピンホールができています。
釉薬の調合レシピも残っておらず、再現の難しい色味。』

山下寛兼/Hirokane Yamashita






11

『乾燥中の土を踏んでしまい、割れてしまった作品を、土の絆創膏で塞いでみました。
ひだで優しく包み込んだ、ミスから生まれたもの。』

シカフコ/shikafuco






12

『外側の割れと、中側の溶け具合。異素材のコントラスト。』

白/tsukumo






13

『土に帰りそうな感覚が面白い。』

明主航/Wataru Myosyu






14

『不安定でいて水漏れもしてしまうが、
アンバランスの面白さとしつらえの可能性。想像をかきたてる。』

山田由起子/Yukico Yamada






15

『幾度となく灰の熱量に耐え、幾重にも自然釉が付き、その繰り返しの末、
壊れてしまった自作の窯の破片。ただの壊れた道具とは言えない魅力を感じます。』

坂本森海/Kai Sakamoto







その他各作家3〜10点出展予定





2020.02.01(sat.)13:00~START